周年記念品はノベルティが人気

ショップや企業を設立してから1年や3年などの節目を迎えたら、周年記念品の準備を検討すると良いでしょう。今後も発展していく順調な様子を顧客に向かってアピールできます。ただし、どのような商品でも構わないというわけではないので注意が必要です。印象に残らないものを送ってもまったく意味がありません。
そこで重要になるのはオリジナルの要素が強いノベルティを用意することです。どこでも配られているような商品だと、周年記念品であることすら気付いてもらえない可能性があります。ノベルティというとカップやボールペンといった安価なグッズが一般的であるため、個性を出すのは難しいと思う人も多いでしょう。しかし、安価だからこそひと手間かけてオリジナリティを高めることが重要になるのです。インターネットを利用すれば、そのようなノベルティを提供している店舗に簡単に発注できます。そう言われても、デザインを自分で考えるのは大変だという人が少なくありません。しかし、インターネットで注文できるところには、無料で使えるデザイン用のシステムを準備してくれているところもあるのです。

制作の流れを知ろう

一般的にはまずノベルティの種類を選ぶことからスタートします。扱っている商品は店舗によって異なるので注意しましょう。自分の目当てのものがあれば、それを選択して次にデザインの工程に移ります。Web上にデザイン用のフィールドが開かれるので、テンプレートから選んだものをベースに好きなアレンジを加えていきましょう。たとえば、自分が撮った風景を背景にして、好きな文言をかわいいフォントで組み込むことも可能です。もちろん自社のロゴを貼り付けられますし、社訓などを記載するという手もあります。アイデア次第でオリジナリティを無限に高められるので、いろいろと試してみると良いでしょう。また、このシステムを用いずに自分の画像編集ソフトを使用しても構いません。ただし対応しているファイル形式が決まっているので、それを確認したうえで合わせる必要があります。したがって、特にこだわりがないなら店舗が提供しているシステムを利用するのが無難です。
デザインが終わって発注すると数日で完成したノベルティが手元に届きます。パッケージングを自分で行うなら、周年記念品だと分かるように配慮しなければなりません。そのような記載が商品になされているなら、それが取り出したときに前面に来るように配置しておきます。