周年記念品とは

記念品というのは、さまざまな場面で贈られるものです。こぢんまりしたところでは、家庭内でも夫婦間で交換されたりします。結婚何周年記念品として、夫が妻に何か思い出に残るようなものを贈るといったことも良く聞く話なのではないでしょうか。また、もっと大きな組織だったところでは、会社規模で記念品を贈答するということがあります。
例えば、勤続年数に応じて社員に品物をプレゼントするといった企画です。この場合、10年勤続ならば万年筆で、20年ならば時計といった具合に、勤続年数が増えるにつれて記念品のグレードも段々上がっていくという方法を採れば、社員の仕事に対するモチベーションにも繋がります。

周年記念品には時計がおすすめ

時計は、記念品では人気のアイテムのひとつです。その理由は殆どの人が日常的に身に付けているものであり、しかも非常に実用的だということが挙げられるでしょう。そのうえ、ある意味ファッションの役割を果たすアイテムでもあるため、服装に合わせて選ぶことも可能です。ですから、たくさん持っていたからといって迷惑がられるということが少ない、万人受けする記念品であると言うことが出来ます。
しかし、その一方で何周年記念品の品物として時計を選ぶのは、あまりにも一般的過ぎるのではないかという意見もあるのではないでしょうか。そこで、ここはひとつ工夫をしたいところです。例えば時計の他に、オリジナルのトロフィー等を付けてみるというのはいかがでしょうか。トロフィーというのは、一般的には勉強やスポーツの大会等で優勝した際にもらうものという観念があります。ですから、今までの人生で1度ももらったことがないという人も決して少なくはないはずです。けれども、もしも誰かからもらったとしたら、嬉しくないという人は稀なのではないでしょうか。
それに、何年も同じ職場で働き続けるということは、ある意味で長い距離を走るマラソンのようなものです。ゴールを目指して走り切るランナーには、給水が必要です。勤続何周年記念品としてのトロフィーは、まさにその役割を果たしてくれるに違いありません。自分の頑張りを会社が認めてくれた証しとして捉えることも出来ますし、定年までの後何年、改めて気を引き締めようという新たな一歩に活力をくれることでしょう。記念品の時計が、実用としてのハード面を担うのならば、トロフィーは対象者の心に元気を与えてくれるソフト面を支えてくれるということになります。